潮騒

駄文と忘備

23春

3月26日

きりしもさんと二人でMusicUnity2023に参加する。'22の感動が冷めやらぬまま1年の月日が経つ程、熱量のあるイベントであり、羽田空港×DJという異質さを醸し出すなんとも不思議な空間。アキバDJ音楽カルチャーの代名詞であるmogra主催のイベントということもあり、規模が凄まじく、世間的に見るとマイナーな部類の音楽ジャンルにも関わらず、これだけの同志が来るのかと圧巻であった。最後のMUであった為、「ぼくがかんがえたさいきょうのメンバー」を召喚したmogra。お酒もそこそこに、踊り狂う羽目となった。視覚、聴覚、味覚を満たし、多幸感に溢れた状態で帰路につく。体力は完全についてきておらず、アフターを遊ぶ元気はおじさん達にはもう残っていなかった。

 

某日

MUに絆され、PCDJコントローラーを購入。Macも持っておらず、音源もほぼ0、機器の使い方も分からない完全0スタートで始める。新しいことに挑戦したいということもあり、趣味程度、自己満なりに頑張ろうかと思う。

 

5月1日

GW。ptaka、きりしもさんと会社帰り、21時頃に集合し山梨へ。ptaka家の持ち家である山梨の一戸建て(別荘)へ久々の帰省(?)である。今回は休息を目的としていた為、観光0の完全休暇制であった。日付回って深夜2時頃に別荘へと着弾。都内は蒸し暑い日が顔を出していたが山梨はまだまだ涼しく、深夜は寒いくらいであった。皆で汁物で温まり就寝。昼過ぎ頃にだらだらと起床。きりしもさんにスピーカーを持ってきてもらい、DJ機器をおれが用意するコンビネーションで別荘にDJブースを設置する。持ち寄った好きな曲を思い思いに掛け遊ぶ。こういう好きな物を気兼ねなく交換できる間柄は貴重で、色眼鏡なしに称え合えるのがとても素敵だと感じた。ひとしきり終えたあと3人で映画を観覧し、その後行きつけの焼き鳥へ。相変わらずの絶品の料理とお酒を舌鼓した。翌日、GW渋滞を回避するべく朝から帰路につくが、あっさりと帰れてしまいそそくさと帰宅。こういうラフな関係性も持ち合わせているのが、このメンバーの良いところである。

 

 

 

 

 

 

 

 

23初春

某日

 

親友と数年振りにシーズン終わりのスキーへ行くことに。ずっと行こうと約束していたが、重い腰を上げられずオフシーズンの時期になってしまった。

学生時代に多少の用品は買っていた為、急遽決まったイベントであったが準備はある程度できていた。背丈が変わっていないことにショックを受けつつも、青いジャケットに袖を通す。うん。ぴったり。靴下やグローブなど一通りの装備を着て確認するも、どれも寸分の隙もないくらい変わっていなかった。物持ちの観点で見れば大変経済的であるのだが、需要に歯止めがない背丈に関しては伸びて欲しかったとつくづく思う。

何はともあれ、ウェアが着れれば滑れるも同然と高を括る。浅はかである。ゴーグルも念の為に付けておこうと思った矢先に発覚。忘れていたのだ、顔がデカくなるということを。目元付近に明らかな圧迫感である。顔が大きくなったのか後頭部がデカくなったのかそんなことはどうでもいい。痛い。これじゃあ楽しい思い出も掻き消されてしまうと思い、会社帰りに急いで神保町にてゴーグルとニット帽を購入する。

痛い出費ではあったが、社会人となってしまった今、背に腹は代えられない。某COVIDで失った青春を取り戻さずにはいられないのである。(悲しい)

そんなこともありつつ、親友父に連れられ若人は丸沼高原へ向かった。生憎の吹雪とオフシーズンのためか繁忙期ほど混んではいなかった。それでも駆け込み寺の如く若者達は出向くのであるが。

数年振りであったが体は覚えているもので、みんなで楽しく滑る。カンが戻ってきたところで体力が切れ、早々に撤退。帰り道で温泉に浸かりリフレッシュ。焼肉もご馳走になり、送迎までされてしまう。親友とご家族にはいつも頭が上がらない。感謝。

 

 

何度目か分からないが、取り留めのない話や考えを書きたくなった。普段はTwitterでしょうもない短文を垂れ流しているが、駄文なりに綴ることを大事にしようと考えたために寄稿する。生暖かい目で見ていただけると幸いである。